タイトル:中国革命を駆け抜けたアウトローたち 土匪と流亡民の世界

出版:株式会社 中央公論社
著者:福本勝清
訳者:
装丁:
発行:1998年3月25日 発行
値段:800円+税
ISBN4-12-101409-X C1222
所在:国際共産趣味青年同盟本部書庫。区市図書館レベルにもあるかも
備考:中公新書1409
土匪や流亡民は時代や社会の変容に、いかなる役割を演じたか?
民国時代の敵意に満ちた社会の中から、何ゆえに「打富済貧」を掲げる緑林の好漢や、理想社会実現を目指す共産主義者が出現したのか。中国の指導者はどこかに傑出していなければならない。彼は「打抱不平」=人が不公平に扱われることに我慢ができず、その打破を目指し、周囲を波瀾に陥れる。本書は中国革命を駆け抜けたアウトローたちが、日常を如何に生き、如何に滅んだかを描き、中華民国期の社会史を照射する。
以上本のオビから
目次:
予備知識メモ
第一章 流浪する民 3
軍閥混戦 大災害あいつぐ 年ごとに苦しさが増す 都市に、外地に働きに出る 農村におけるせめぎあい 豪紳地主
第二章 無頼の系譜 25
緑林伝説 土匪と緑林 「緑林」の失墜 「緑林」の復活 無頼と結社 百蓮教 会党(秘密結社) 会党から幇会へ 幇会とマフィア 幇会と土匪
第三章 土匪 民衆を襲う者 49
土匪とは誰か、何をなす者たちか 追い剥ぎ 強請り(ゆすり)、脅迫 襲撃、強奪 官を真似る 「保険区」 人質商売 村を破る 町を破る 官も匪である 何故、人は土匪となるのか 善玉も悪玉もいない
第四章 土匪 その偏在性と地域性
土匪と民団、会門、兵 招撫の夢 その土地にはその土地特有の土匪がいる 豫西 山東 四省交界地区と匪のネットワーク 四川袍哥 福建 東北紅髟胡子(満州馬賊) 馬賊と日露戦争 馬賊・張作霖の虚像 報号(馬賊名) 馬賊の組織 湘西賀龍対陳渠珍 湘西の長沙化 土匪連合 土匪に走るのは貧しさからだけではない 武に秀でよ 暴力を回避する仕掛けがみつからない
第五章 村を守る 119
紅槍会の起源 老師と会首 守るべきは何か 見よう見まね 紅槍会の隆盛と衰退
第六章 流亡民と革命 141
共産主義者と無頼 もう一つの物語 神兵に助けられる 興国調査(九流) 分水嶺 暗転 共産軍の顛末 極左路線とは 流亡民問題 「内部の敵」の洗い出し インテリと無頼 回復
第七章 赤匪ー匪の技法 185
赤色農会から紅帯会 彭湃 劉志丹 毛沢東 周維炯 義兄弟の契りを結ぶ 文字を読む 曾中生 時を詠み、時を刻む 芝居 祭りと見せ物 歴史と市の語り
第八章 絆を求めて 223
異姓結拝 異姓結拝の諸相 共産党員と異姓結拝 異姓結拝の機能 五四世代ー家族制度への挑戦 華北の村 江南の村 華中 定県 土楼に住む人々 華北民衆の試行錯誤 李大金リ 抗日戦争下の天門会 開明紳士との統一戦線 郷村建設 信頼の不足と供給 異姓結拝=秘密結社の誕生
あとがき 263
参考文献 269
中国革命関係年表 276
中国革命関係個人データ 297




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