プルードン、ピエール・ジョゼフ Proudhon, Pierre, Jodeph 1809年〜65年

フランスの社会主義者。
半農、半工の貧家の出。 植字工等の職に付きながら、苦学して社会主義思想を学び、1840年「財産とは何か」を著し、(財産とは窃盗なり)を論じて私有財産制を批判。1848年の2月革命の後、国民議会議員となる。新聞「人民」紙に社会変革についても論陣をはった。小経営の維持、分配における平等、人民銀行の創設等を主張したが、生産手段の社会化は意識しておらず、極端な私有財産も分割相続、累進課税によって解決可能であるとし、社会問題の解決を相互扶助に求めるなどの問題を含むその思想は客観的社会主義と呼ばれ1847年のマルクスの「哲学の貧困」によって批判された。また政治面にあっては、政治権力を軽視するアナーキズムの傾向が強く、フランス・サンディカリズムに影響を与えた。

著 「革命と教会における正義について」1858年



プルードン、ピエール・ジョゼフ(1809―65)

フランスの社会主義者。「財産とは盗みである」と説き、搾取のない小所有者の社会を理想とし、協同組合や無利子の交換銀行により交換面から社会を改良できるものと考えて、労働者階級のストライキや政治闘争に反対した。彼の著書『貧困の哲学』はマルクスの『哲学の貧困』で徹底的に批判された。第一インタナショナルにおいて、プルードン主義の主張がはじめは相当つよかったが、結局マルクス主義に克服された(マルクス=エンゲルス選集第1巻263ページ参照)。



大月書店国民文庫=1『共産党宣言 共産主義の原理』より抜粋


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